本日は、大田区立羽田小学校の6年生の音楽の授業に行ってきました。
お箏の構造(各部の名称)、お箏のカバーからの出し方、柱の立て方、お爪の付け方、基本的な弾き方、平調子についての調弦の方法を知り、班で柱を立てて調弦をするところまでを子供達にお箏触れてもらい実際に体験をしてもらいました。

皆初めてのチューナーにとても興味深かったようで、音の高さでどのようにチューナーのランプや針が動くのかとても熱心に見入っていました。
『もっと右だよ、いや左だよ』とか、『あー行き過ぎてるー』と班で協力し合っている様子が見れました。
糸が高くなってくると男の子が糸を持ち上げてくれて箏柱を立てやすくサポートしてあげてる姿も見られました。
チューナーのコツを掴むとそこからはもうスルスルとホワイトボードの音の高さを見て班で話し合って柱を立てることができました。
『1オクターブ高い音は、どのようにチューナーで分かるのですか?』などハイレベルな質問も出ました。
最後に同じ音の高さになっているか皆んなで音を合わせて一の弦から弾いてみました。
『誰か違う音がする〜』『それ違う糸だよ』など糸を数えたり、音色に耳を傾ける子供達の様子が見れました。
最後に『さくらさくら』を譜面通りに演奏し、これからこの曲をみんなが練習を重ねて、次回演奏を聴かせてもらう予定でいます。
とても覚えの早い元気な子供達なので、今からとても楽しみです!
訪問者:平林、藤枝